10月に寒くなったまま冬を迎えるのかと思いきや、11月は穏やかで暖かい秋晴れの日が多かったですね。

お外でたっぷり運動をして、筋肉がしっかりついたワンちゃんたちが診察で目立ちました💪

一転して、12月からは冬らしい気候になりました。引き続き、秋〜冬の養生ポイントである「寒」に注目しましょう。

元々冷え体質の子は特に、お腹が冷えたり体を冷やす食事をしていると消化の力が弱くなり、下痢をしやすくなってしまいます❄️

この季節は冷蔵庫から出したての冷たいものや、生の食材は控えた方がいいでしょう。冷え体質の🐶🐱ちゃんたちは、温めて♨️あげた食材を好む傾向にあります。お食事を人肌くらいに温めたり40℃くらいのスープをかけてあげるのもおすすめです♨️

鶏肉、鹿肉、羊肉には体を温める作用があるので、お肉や骨のスープを作ってみてください（味付けは不要ですよ⚠️）。ご家族には取り分けてから、味付けをして一緒にどうぞ🍴

逆に、馬肉は体を冷やすと言われているので冷え体質の子は避けた方が良いでしょう。

また12月からは本格的な冬⛄️に入り、東洋医学の五行説では「腎」に負担がかかりやすい季節と考えられています。

泌尿器系や骨・関節に関わる病気には要注意です。

後ろ足の動きが悪くなったり、お散歩に行きたがらないような寒い日にはマッサージやお灸で体をあたため、気の巡りをよくしてあげましょう😊🐾

何かと忙しない師走ですが、ご家族でゆっくり暖まるお時間を過ごせると良いですね✨

獣医師　春木英子