今年は10月から冬が一足早く来たような気候の日が多かったですね🍂

暦の上では11月7日が「立冬」で、季節は本格的な冬に向かっていきます。

そんなわけで、11月の養生ポイントは「寒」の対策です。

動物たちにも、「冷え」や「暑がり」などの体質の子がいます。

年齢が若い子や、北国原産の種類の子たちにとっては、晩秋〜冬はまさに「犬は喜び庭かけ回る🎵」一番過ごしやすく快適な季節でしょうね。

でも「冷え」体質の子たちはこの季節は要注意⚠️

体が冷えると足腰の動きも悪くなり、免疫力が低下したり内臓の機能も落ちてしまいますので、早めに冷え対策をした方が良さそうです。

お家でチェックできる「冷え」のサインとしては

✔️お部屋の中で一番暖かい場所にいる（日が当たる窓際、ホットカーペットの上、暖房器具の真ん前など）

✔️お布団や毛布にもぐりこんでいる

✔️足先や腰を触るとひんやりしている

✔️寒い日や雨の日、朝早くにはお散歩に行きたがらない

✔️体をなでなで👋されたりマッサージされるのが大好き

などがあります。

当てはまる！という冷えやすい🐶🐱たちには、寝床に湯たんぽを入れるなど暖かい場所にリラックスできる場所を作ってあげてください。

ただ、10月の養生と同じように引き続き乾燥には注意が必要なので、暖房を入れたら同時に加湿もお忘れなく❗️

寒い日のお散歩には洋服を着せてあげたり、洋服の上から腰にカイロを貼ってあげるのもいいですね。腰には体を暖めるのに効果的なツボ👍があります✨

クリニックでは、冷えている子たちには念入りなマッサージやお灸をします。おうちでケアできる温灸器もありますので相談にいらしてくださいね😃♥️

獣医師　春木英子